看護師の資格って、すごく“自由”がききます。
たとえば、
だから「今の職場が合わないな」と感じても、看護師は“自分に合う働き方を選び直せる”立場にあります。
この記事では、
を、現役看護師の目線でまとめました。
「今の働き方、ちょっとしんどいな」と感じている方は、ぜひこの記事を起点に、自分に合う働き方を見つけてくださいね。
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この記事を書いている人
訪問看護・特養を経て2度の転職経験
常勤からパートに転職し、収入は下がりましたが、その分「時間」と「心のゆとり」を手に入れ、今は自分に合う職場で楽しく働いています。
仕事や転職の悩み・失敗・解決方法を現場の経験をもとに本音でお届けします。
看護師の働き方とは?|「どこで・どう働くか」は自由に選べる
看護師の働き方は、大きく2つの軸で決まります。
①の「働く場所」は、病院だけではありません。
②の「働き方」も、常勤(フルタイム)だけではありません。
この①×②の組み合わせ次第で、「自分のライフスタイルに合う働き方」を選べるのが、看護師の大きな強みです。
周りを見渡すと、働く場所や働き方を選んで、長く“自分らしく”働いている看護師さんが本当にたくさんいます。
- ●1年目で前の職場を辞めたけれど、別の病院で看護師長になるほど長く活躍している上司
- ●メンタルを崩しかけて休職→職場を変えたら人間関係の悩みから解放され、今はダブルワークで自分らしく働いている友人
- ●私自身も、オンコールが合わず2年目で退職→今は日勤のみ&パートのデイサービス看護師として、時間と心にゆとりのある毎日です
「合わない」と感じた場所で耐え続けるより、自分に合う場所を選び直した人ほど、長く・元気に働き続けています。

私も「病院じゃなきゃダメ」と思い込んでいましたが、施設や訪問という選択肢を知って、人生が一気にラクになりました。
看護師の【職場別】の働き方|病院以外にもこんなにある
ここからは、看護師の主な職場を1つずつ紹介します。
「自分に合いそう」と思ったところから、気軽にのぞいてみてください。
※良い面だけでなく、注意点も正直に書いています。働き方は人によって合う・合わないがあるので、参考程度にどうぞ。
クリニック
外来診療がメインで、夜勤がない(または少ない)職場が多いのが特徴。残業も比較的少なく、規則正しく働きたい人に人気です。
ただし、診療科や時期によっては混雑して忙しいことも。
訪問看護
利用者さんの自宅に伺い、1対1でじっくり関われるのが魅力。日勤中心の事業所も多めです。
一方で、24時間対応の事業所ではオンコール(夜間待機)があることも。オンコールの有無は、求人で必ず確認しておきましょう。
介護施設(特養・老健・デイサービス)
急変対応が病院ほど多くなく、ゆったり働ける施設もあります。特にデイサービスは日勤のみ・日曜休みのところが多く、生活リズムを整えやすいのが特徴です。
同じ「介護施設」でも、種類によって雰囲気が少し違います。
- 特別養護老人ホーム(特養)…生活の場。看取りケアあり、急変は比較的少なめ
- 介護老人保健施設(老健)…在宅復帰を目指す施設。リハビリや医療的ケアもやや多め
- デイサービス(通所介護)…日帰り利用。日勤のみ・日曜休みが多く、生活リズムを整えやすい
一方で、看護より介護業務(食事・入浴・排泄の介助など)の比重が大きい職場も。「医療行為が少なくて物足りない」と感じる人や、看取り・認知症ケアで精神的な負担を感じる場面もあります。

私は今、デイサービスで日勤のみ・パートで働いています。時間と心にゆとりができました。
健診センター
健康診断の採血や問診などがメイン。日勤のみ・カレンダー通りの休み・残業少なめと、プライベートを大切にしたい人に向いています。
業務はルーティン中心なので、落ち着いて働きたい方にもおすすめです。
一方で、健診シーズン(春・秋)は採血の件数が増えて忙しくなることも。同じ業務の繰り返しなので、刺激を求める人には物足りなく感じるかもしれません。
美容クリニック
美容医療の現場で、比較的高収入を狙える職場。美容に興味がある人に人気です。
一方で、土日勤務や、接客・カウンセリングの要素もあるので、向き・不向きが分かれます。
保育園・企業・学校 など
子どもや社員・生徒の健康管理が中心。日勤のみ・カレンダー通りの休みが多く、働きやすいのが魅力です。
ただし求人数が少なく、競争率が高め。見つけたら早めに動くのがポイントです。
それぞれの職場をもっとくわしく比較したい方は、以下の記事もどうぞ。
看護師の【雇用形態・働き方別】の選び方|ライフスタイルで選べる
「どこで働くか」と同じくらい大切なのが、「どんな雇用形態で働くか」です。
同じ職場でも、常勤かパートかで、収入も・自由な時間も大きく変わります。
ここでは、看護師の代表的な働き方を、メリットと注意点の両方から正直にまとめました。
常勤(正職員・フルタイム)
正職員としてフルタイムで働くスタイル。収入が安定し、賞与(ボーナス)や社会保険、退職金などの福利厚生が手厚いのが最大のメリットです。キャリアを積みたい人にも向いています。
一方で、夜勤や残業が発生しやすく、時間の自由はききにくい面も。まずは安定を優先したい人におすすめです。
パート・非常勤
勤務する日数や時間を選びやすく、家庭・子育て・プライベートと両立しやすい働き方。「週3日・日勤のみ」など、自分のペースで働けます。
ただし時給制のため、常勤より総収入は下がりやすく、賞与が出ないことも多いです。収入よりも“時間とゆとり”を優先したい人に向いています。

私自身も、今はパートです。収入は正直、常勤のころより下がりました。でもその分、家族や自分のための時間が増えて、心にゆとりができました。
派遣
派遣会社に登録して働くスタイル。時給が高めで、勤務地や期間を選びやすいのが特徴。職場の人間関係に深く縛られにくいのもメリットです。
一方で、契約期間が決まっていて、賞与や退職金は基本なし。安定よりも、自由度や働く場所を重視したい人に向いています。
※病院での派遣には一部制限がありますが、健診・企業・紹介予定派遣など、看護師が派遣で働ける場はたくさんあります。
単発・スポット(1日だけのお仕事)
「1日だけ」「数時間だけ」など、スキマ時間に働けるスタイル。健診やイベント、ワクチン接種会場などの求人が多く、ダブルワークにも活用できます。
ただし収入は不安定で、スケジュール管理は自分次第。本業のスキマや、ブランク明けの足慣らしとして選ぶ人もいます。
夜勤専従
夜勤だけを専門に行う働き方。夜勤手当がつくため、少ない出勤日数でも収入を確保しやすく、日中の時間を自由に使えるのが特徴です。
一方で、生活リズムが昼夜逆転しやすく、体力的な負担は大きめ。体調管理に自信がある人に向いています。
応援ナース(期間限定の勤務)
3〜6か月など期間限定で、地方やリゾート地などの病院で働くスタイル。給与が高めで、住まいが用意されることも多く、旅をするように働けます。
ただし短期間で新しい環境に慣れる必要があり、即戦力が求められることも。環境の変化を楽しめる人に向いています。
このように、雇用形態を変えるだけでも、働き方はガラッと変わります。
「今の働き方がしんどい」と感じたら、職場だけでなく“雇用形態”を見直してみるのも一つの方法です。

私も「常勤で頑張らなきゃ」と思い込んでいました。でも働き方は、いつでも選び直せます。今しんどい人ほど、知っておいてほしいです。
看護師の【給与・年収】のリアル|「夜勤」と「働き方」で大きく変わる
「転職したら年収が上がる」と思われがちですが、看護師のお給料は“夜勤”と“働き方”で大きく変わります。ここは、現役看護師として正直にお話しします。
看護師の平均年収の目安
厚生労働省の調査では、看護師全体の平均年収はおよそ500万円前後とされています(夜勤手当などを含んだ、全体の平均です)。
ただしこれはあくまで平均。職場・雇用形態・夜勤の有無によって、実際の金額は人それぞれ大きく違います。
※ あくまで目安です。同じ職場でも、地域・施設・経験年数・夜勤の回数によって金額は変わります。
年収を左右するいちばんの要素は「夜勤」
看護師のお給料は、夜勤手当が占める割合がとても大きいのが特徴です。月に4〜5回の夜勤があるだけで、収入はぐっと変わります。
つまり、「日勤のみ」にすると夜勤手当が減るので、年収は下がりやすいということ。ここはとても大事なポイントです。
「日勤のみ・残業ゼロ」と「年収アップ」は、両立しないことが多いと、はじめに知っておくと後悔しません。
ただし、日勤のみでも、美容クリニック・訪問看護・高齢者施設など、年収を横ばい〜アップできる職場もあります。こうした求人は自分で探すのが大変なので、エージェントに条件を伝えて探してもらうと効率的です。
「年収アップ」を目指す転職もできる
もちろん、「年収を上げたい」を第一の目的に転職して、成功している人もたくさんいます。給与水準の高い職場への転職や、エージェントの給与交渉によって、収入アップを実現した例も本当に多いです。
エージェントの「給与交渉」って?▼
転職エージェントは、応募先への給与や条件の交渉を、代わりにしてくれるのも大きな強みです。
実際に「給与水準の高い職場を紹介してもらえた」「交渉で年収アップを実現できた」という声も多くあります。
ちなみに交渉後、年収10〜15%アップを実現している方も多いです(交渉の成功率は40〜50%ほどといわれています)。
ただし、必ずしも「転職=年収アップ」とは限りません
転職で年収が上がる人もいれば、横ばいの人・下がる人もいます。とくに「夜勤を減らす」「パートにする」という働き方を選ぶと、収入は下がる方向になります。
でもそれは“損”ではなく、お金と、時間や心のゆとりを交換しているということ。どちらを大事にするかは、人によって違っていいんです。

私自身も、「年収や経験を上げる転職」ではなく、「働き方を整える転職」に成功した例です。収入は正直下がりましたが、夜勤がなくなり、自分や家族との時間が増えました。
後悔しないコツは「お金と働き方のバランス」を決めておくこと
大切なのは、転職前に「自分は何を優先したいか」をはっきりさせておくことです。
- ●収入を最優先したい → 夜勤あり・常勤を選ぶ
- ●時間とゆとりを最優先したい → 日勤のみ・パートなどを選ぶ(収入は下がる前提で)
- ●求人は「額面」だけで選ばず、夜勤の回数・手当・休日まで含めて“総合”で比べる
転職を考えるときは「年収だけ」で判断せず、自分にとっての“ちょうどいいバランス”を見つけることが、後悔しないいちばんのコツです。
「まだ転職するか分からない」段階でも、相談だけでOK▼
エージェントは求人紹介だけでなく、「どんな働き方がしたいか」「キャリアをどうしたいか」の無料相談もできます(対面や電話で行われることが多いです)。
相談したからといって、必ず転職する必要はありません。サービスが合わなければ、退会も簡単です。
「どんな求人があるか見てみて、はじめて気づくキャリア」もあります。働き方を整理したいだけ、という方も気軽に使ってみてください。
看護師の働き方|メリットと、知っておきたいデメリット
看護師の働き方には、たくさんのメリットがあります。一方で、先に知っておきたいデメリットもあります。どちらもフラットに見ておきましょう。
とくに大事なのが、職場の“当たり外れ”は、外からは見えにくいということ。「思っていた職場と違った…」を防ぐには、事前に内部の情報を集めて、職場をしっかり選ぶことがいちばんの対策になります。

デメリットも、職場選びでかなり避けられます。「合わない場所で我慢する」より、「自分に合う場所を選ぶ」ほうが、ずっとラクに長く働けますよ。
自分に合う働き方の見つけ方|3つのステップ
「自分に合う働き方」は、なんとなく探すと迷子になりがちです。次の3つのステップで整理すると、ぐっと見つけやすくなります。
STEP1 今「何がしんどいか」を書き出す
まずは、今の働き方でつらいこと・不満を、具体的に書き出してみましょう。
「夜勤がつらい」「人間関係が苦しい」「残業が多い」「通勤が遠い」など…ここで出てきたものが、そのまま“避けたい条件”になります。
STEP2 「絶対に譲れない条件」を2〜3個に絞る
次に、「これだけは譲れない」という条件を2〜3個だけに絞ります。全部を叶えようとすると、求人が見つからなくなってしまうからです。
下のような軸から、自分にとっての優先順位トップ2〜3を選び、あとは“妥協してOK”と決めておくのがコツです。
▼ 優先順位を考える軸の例
- ●お金(最低これだけは欲しい年収・月収)
- ●時間(夜勤なし・残業なし・休みの取りやすさ)
- ●人間関係・職場の雰囲気
- ●通勤のしやすさ(距離・通勤手段)
- ●やりがい・キャリア(やりたい看護・スキルアップ)

私は「夜勤なし・オンコールなし・自転車で通える範囲」の3つだけを紙に書いて、あとは妥協すると決めました。これだけで、候補が一気に絞れましたよ。
STEP3 条件に合う「場所 × 働き方」を探す
条件が決まったら、あとは「働く場所(職場)」×「働き方(雇用形態)」の組み合わせから、自分に合うものを探していきます。
たとえば「夜勤なしで、ゆったり働きたい」ならクリニック × 日勤常勤やデイサービス × パート、「収入を上げたい」なら病棟 × 夜勤ありなど。この記事の前半が、そのまま組み合わせ表になります。
とはいえ、条件に合う求人を自分だけで探すのは大変です。決めた条件をエージェントに伝えて、代わりに探してもらうと、ぐっと効率的に進められます。
「働き方を変えたい」と思ったときの進め方
「今の働き方を変えたいな」と思ったら、進め方はとてもシンプルです。大きく次の3ステップだけ。
この3ステップの具体的なやり方(エージェントの選び方・相談のコツ・条件の伝え方まで)は、別の記事でくわしくまとめています。
「そろそろ動いてみようかな」と思ったら、こちらをどうぞ。
\ 具体的な進め方は、この記事で /
▲ タップで「内定をもらう3STEP」を詳しく見る
まとめ|看護師は「自分に合う働き方」を選び直せる
最後に、この記事のポイントをふり返ります。
「今の働き方が、ちょっとしんどいな」と感じても、無理に我慢し続けなくて大丈夫です。看護師は、自分に合う働き方をいつでも選び直せる立場にあります。
まずは、この記事をヒントに「自分はどんな働き方がしたいか」を整理することから始めてみてくださいね。

私自身、働き方を変えて、心にゆとりのある毎日になりました。あなたにも、自分に合う働き方がきっと見つかります。応援しています。
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