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職場でいじめを受けている…でも辞めるべきなのか分からない…
陰口を言われている。2人がかりで詰められる。仲間外れにされる。休みの日まで上司からLINEが来る─そんな職場で、毎日心が削られていませんか。
私もまったく同じ場所にいたことがあります。2回の転職、どちらもいじめが理由のひとつでした。
この記事では、
を、隠さず正直に書きます。
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この記事を書いている人
訪問看護・特養を経て2度の転職経験
常勤からパートに転職し、給与は落ちましたが時給は上がり、今は自分に合う職場で楽しく働いています。
仕事や転職の悩み・失敗・解決方法を現場の経験をもとに本音でお届けします。
看護師の職場で、私が実際にあったいじめのパターン
① 経験ある先輩2人 vs 経験浅い私1人で詰められる
当時の私は、常勤・リーダー業務・経験浅いという、苦手分野である「判断」と「責任」を負わなきゃいけない立場でした。
そんな中、経験のある先輩2人から囲まれて、「○○さん、クーリングの仕方もまともに知らない」「このアセスメントもできてない」と詰められる。
机の上の知識は同年代の中でも上位だったので、知識としては持っていました。でも現場で使えていない無能感が、痛いほど突き刺さる。
ケアマネさんとの打ち合わせでも、2対1の構図で「指導される」形になることがありました。今振り返ると、あれは普通じゃなかったと思います。
② 「指導」と「感情発散」を混ぜられる
これは職場いじめの一番ずるい構造です。
余裕のない先輩は、言い方がきつくなって、目もすわる。本来の「指導」と、その人の「感情発散」が一緒くたに混ざるんです。
純粋な感情発散だけなら「これパワハラじゃん」と気づける。純粋な指導だけなら受け止められる。でも両方が混ざると、被害者は「言われて当たり前」と思ってしまう。
本当は理不尽な攻撃なのに、「ちょっとは自分にも非があるかも」と思わされて、抗議できなくなる。これが一番怖いところでした。
そして、ターゲットになる理由は単純です。私が「言いやすい相手」だったから。それだけ。他のスタッフには絶対にしないことを、私には平気でやってきました。
③ 陰口の「報告」という二次加害
よく他のスタッフの陰口を言っていた先輩から、ある日こう告げられました。
── 「○○さんが、あなたの陰口を言ってたよ」
あなたが言わなければ、私は陰口を言われたことすら知らずに済んだのに。
「教えてあげてる」体裁を取りながら、実際は二次加害。それからの私は、自分の未熟さをいつも陰口されているんだろうなと思ったらいつも怖くて、仕事に集中できなくなりました。
相手は、誰かしら仲間を作って情報網を持っていた。でも私は、できるだけ陰口・悪口を言いたくなかったから、ひとりでぐるぐる考えるしかなかった。
その結果─ぐるぐる考えて心の限界が来た時、私自身も陰口を言ってしまう瞬間があった。それが本当に嫌でした。いじめを受けてる側が、限界を越えると加害側に転じてしまう。これが一番悲しい構造です。
④ 目配せで仲間外れにされる
仲間を作ってる先輩たちに、何か仕事のことを報告しようとすると、目配せをされる。それだけで、強烈な仲間外れ感を感じます。
根拠が通っていなくても、そこに長くいる人の言うことが絶対になる。職場の権力構造って、本当にそういうものなんですよね。
⑤ 休みの日に、上司から嫌なLINEが来る
直属の上司から、こちらのことを考えていない、休日に踏み込んでくるLINEが届くこともありました。
内容は嫌すぎて、もう削除して思い出せません。でも「思い出したくないほど嫌だった」という事実だけは残る。プライベート侵害の典型です。
「これくらいは耐えられた」と「これは無理」の境界線
当時の私の中には、明確な境界線がありました。
境界線①|陰口は耐えられた/目の前のタッグは無理
陰口は、自分がその場にいないからまだ耐えられた。でも目の前で2人以上 vs 1人の構図でタッグを組まれるのは、絶対に無理でした。
その場で「勝ち目がない構図」を見せつけられる屈辱は、何度経験してもダメージが消えません。
境界線②|感情発散は許せた/「私だけ標的」と気づいた瞬間ダメ
「相手が感情コントロール下手なだけ」なら、不可抗力として処理できます。
でも─他の相手にはそんなことしないのに、私は言いやすいから言われたんだろうなと気づいた瞬間、もう耐えられませんでした。
「相手が悪い」じゃなく、「自分が選ばれた標的だ」と気づいたら、もう辞めていい。これが私の境界線でした。
私が退職を決断した、本当の理由
正直に書きます。退職の決め手は、いじめだけじゃありませんでした。
人間関係のしんどさはありました。でもそれ以上に、残業・オンコール・過剰な責任と判断が、今後も続く・むしろ増えていくと思った時。
心の中で、はっきりこう思ったんです。
── この会社に、私の人生を搾取されるのは嫌だ。
いじめは引き金でしたが、「このまま続けたら、私の人生そのものが失われる」という危機感が、最後のひと押しでした。
退職を判断するために、自分に問いかけた3つの質問
もし今あなたが退職を迷っているなら、私が当時、自分に投げかけた質問を試してみてください。答えが見えてくるはずです。
3つすべてに「Yes」と答えられないなら、退職は逃げではなく、人生を取り戻すための行動です。
退職を、ためらわせた理由
とはいえ、決断はすぐにできませんでした。私を躊躇させた理由を、正直に書きます。
「3年の壁を超えてないから、社会人向いてないのかな」
1回目の退職は2年と2ヶ月、2回目は2年ちょうどで辞めました。看護師界隈でずっと言われている「3年で一人前」の壁を、どちらも超えられていない。
「私、社会に適応するの・社会人をするの、向いていないのかな」とずっと自分を責めていました。
心を許せる人と、別れたくなかった
一部の人間関係は辛かったけど、心を許せる同僚もいました。その人たちとまた仕事ができなくなるのは、本当に切なかった。
新しい職場で、また一から信頼できる人間関係を作るのは、しんどい作業です。
生活の不安・夫への気遣い
退職にあたって、生活が不安定になるかもしれない。夫に心理面・金銭面で心配をかけてしまう。これも大きな迷いでした。
新人枠のフォロー体制への依存
新人枠で雇ってもらっていたので、多少のミスはフォローしてくれる体制がありました。「次の職場には、そんな甘さはないんだ」と思うと、ためらわれました。
「逃げる・負けた」という悔しさ
正直に言います。「今の職場から逃げる悔しさ」「負けた感覚」もありました。
でも今振り返れば、それはあの環境が「逃げ=負け」と思わせていただけ。本当は、自分を守るための賢明な撤退でした。
辞めた後の本音|良かったこと・誤算だったこと
辞めて、心から良かったこと
一番の変化は、心の余裕ができたことです。
余裕ができた結果、こんな変化が起きました。
体調を崩すことはもちろん辛いけど、メンタルが不調をきたすことは、本当にしんどい。今こうして体もメンタルも安定していられることが、何よりの財産です。
辞めて、誤算だったこと
正直に、誤算だったこともあります。
でも─この「誤算」たちが、結果としてキャリア・お金・プライベート(家族・友人・趣味)をバランスよく保つために、住む場所や働き方を考えるきっかけになりました。
マイナスだったはずの誤算が、未来の人生設計の材料になった。これも、辞めた後にしか見えなかった景色です。
いきなり辞めるのが不安なら、派遣という選択肢
常勤を辞める勇気がまだ出ない時は、派遣や単発で生活ペースを保ちながら、別の働き方を試す方法もあります。
一度立ち止まって、自分のペースを取り戻してから、次を考える。これも立派な選択です。
一人で抱え込まないで・相談できる窓口
もし今、「もう限界かもしれない」と感じているなら、まずは下記の窓口に連絡してください。すべて無料・匿名・24時間対応もありです。
- よりそいホットライン:0120-279-338(24時間・無料・匿名)
- いのちの電話:0570-783-556(10時〜22時・無料・匿名)
- 総合労働相談コーナー:厚労省運営・無料(パワハラ相談)
- 看護職のメンタルヘルス相談窓口:日本看護協会が運営
- 職場の産業医・保健師:勤務先の相談室
まとめ|あなたらしく生きてください
最後に、当時いじめに苦しんでいた自分に、今のあなたにかけてあげたい言葉を届けます。
いじめは、あなたの自信もあなたらしさも奪っていくものです。
でも、まともに正面からやりあおうとすると、うまくいかない場面も多い。心と身体が限界なら、壊すまで無理しないでください。
あなたが受けてきた経験は、人の心を想像して理解するための大きな武器になります。
正直、どこにいっても、理不尽な人たちは隠れています。相手はそれを「悪いこと」と思っていないことも多い。相手にも、相手にしか分からない正義や、そうせざるを得ない理由がある(その人がその職場で続けていくため、など)。
でも、理不尽に何度もあったからこそ、平和な距離感を保つ術が身についていきます。
あなたは、自由にあなたらしく生きられます。自分も、周りの人も、大切にできる生き方ができます。
あなただけが悪いわけではない。でも、相手は変わらないことが多い。あなたが前向きに生きていれば、相手は勝手に視界から消えていきます。
もし辛いことがあったら、またココに戻ってきてください。


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