看護師がメンタルをやられたときの回復法|つらい気持ちをリセットする方法

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仕事に行く前から涙が止まらない…もう限界かもしれない…

朝、出勤前にわけもわからず涙があふれて止まらなくなる。寝る前は仕事の嫌なことを思い出してしまって眠れない。朝起きた瞬間も、また頭の中で同じことがぐるぐる…。

もし今、あなたがそんな状態にいるなら。私も同じ場所にいたことがあります。

当時の私は、出勤前に大号泣して夫を心配させていました。職場ではトイレやロッカールームに駆け込んで、声を殺して泣いていた。家に帰ってからも、その日の嫌だったことを引きずって、また泣く─そんな24時間でした。

この記事では、

  • 当時の私が試して本当に効いた回復法
  • 逆に合わなかった方法
  • 「もう限界」と感じたあなたが今すぐできること

を隠さず正直に書きます。

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この記事を書いている人

もも
もも
現役デイサービス看護師(6年目)
訪問看護・特養を経て2度の転職経験

病院経験無し・3年の壁を超えていない状態から2度の転職に成功。
常勤からパートに転職し、給与は落ちましたが時給は上がり、今は自分に合う職場で楽しく働いています。
仕事や転職の悩み・失敗・解決方法を現場の経験をもとに本音でお届けします。
このブログで発信していること
自分の才能を活かせる職場・働き方・キャリアの見つけ方
給与維持・UPするコツ
仕事・家族・趣味・友人…自分の大切なことにバランスよく時間を使える働き方
\ 「他にも職場はある」と知るだけで、心は軽くなる /
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「メンタルがやられている」サインに気づいて

こんなサインが続いていたら、あなたのメンタルはもう限界に近いかもしれません。

  • 仕事の嫌なこと(特に人間関係)が頭の中をぐるぐるして勝手に何度も心を傷つけている
  • 出勤前にわけもわからず涙が出る
  • 寝る前に仕事のことを思い出して寝付きが悪い/朝起きてすぐに思い出す
  • 職場のトイレやロッカールームで隠れて泣いた経験がある
  • 陰口・悪口がある職場で常に悪い想像をしてしまって集中できない

私自身、そうでした。とくに辛かったのが、上司の前で泣いているところを他のスタッフに見られて、後日「あのときあそこで泣いてたよね」と詰められたこと。

泣いてしまったことすら、攻撃材料にされる職場。あの時はもう、どこにも逃げ場がないと感じていました。

私が試して、本当に効いたメンタル回復法

ここからは、当時の私を救ってくれた回復法を、効いた順に紹介します。

① ロッカーやトイレで、こっそりスクワット

意外かもしれません。でもこれが一番即効性があったです。

辛い時、職場のロッカールームやトイレに駆け込んで、スクワットをちょっと息がきれるまでやる。それだけ。

不思議なくらい思考が整理されて、頭の回転が早くなるんです。直前まで「もう無理」と泣きそうだったのに、スクワットを終える頃には「次こうしよう」と判断ができている。自分の判断に自信が持てるから、その後の仕事も順調に進む。

泣いてる時間より、体を動かす時間のほうが、心は軽くなる。これは私が訪問看護で限界だった頃から、何度も助けられてきた方法です。

② 「まずはお腹を満たす」ことに全振りする

これは夫が教えてくれた知恵でした。

仕事から帰って落ち込んでいる私を、夫はよく外食やデリバリーに誘ってくれた。「今日のこと話そうか」じゃなく、「とりあえず、美味しいもの食べに行こう」

当時はわからなかったけど、今ならわかります。心がしんどい時は、問題に直接向き合うより、まず体に栄養を入れたほうがいいんです。

美味しいものを食べると、心が軽くなる。本当にそれだけのことだけど、本当にそれだけのことが、当時の私には必要でした。

③ 「客観的な視点」をくれる人に話を聞いてもらう

一人で考え続けると、どんどん視野が狭くなります。

そんな時に救われたのが、外側から「今いる場所、普通じゃないよ」と冷静に指摘してくれる人の存在でした。

  • :「いつでもやめていいよ」と言い続けてくれた
  • 友人:定期的に電話で話を聞いてくれて、「よく頑張ってる」と認めてくれた
  • 理解のある同僚:短い時間でも状況把握が早く、共感してくれる
  • 社労士:上司とのトラブル時、第三者プロの視点で問題を俯瞰

特に社労士に相談したことで、「自分の言葉選びや考え方も、無意識に攻撃的になっていた」と気づけたんです。相手だけが悪いと思いこんでいた自分が、実は相手の態度に反応しすぎていた─そう振り返れたのは大きな転機でした。

④ 「逃げ場」を確保しておく

仕事も夫との関係性もなんとなく上手くいかないと感じていた頃。通勤中、「交通事故に合わないかな」と思ってしまうことがありました。

一人ではどうにもならなくて、お母さんに「もう限界かもしれない」と連絡しました。

返ってきた言葉は、こうでした。

母からの返信

「辛かったら、もう無理だと思ったら、まず実家に帰ってきて。」

もしここでうまくいかなくても、生活できる場所・帰れる場所がある。そう思うだけで心が軽くなって、冷静になれた。

「逃げ場」は、実際に逃げるためじゃなく、「いざとなったら逃げられる」と知っておくために必要なんです。

逆に、私には合わなかった方法

「これは効くって言われてるけど、私にはダメだった」回復法も正直に書きます。

「合わない人とこそ、あえて会話する」

よく言われる対処法ですが、当時の私には逆効果でした。

見るだけでイライラする相手と、すでに気まずい雰囲気の中で冷静に会話するには、自分側がかなり我慢しなきゃいけない。余裕のない時にそれをやると、余計に消耗します。

「正論を直接、相手に伝える」

これは私の最大の失敗パターンでした。

当時の私は、「いつか相手と分かり合えるはず」「私が陰口を言わなければ、相手からも陰口はなくなるはず」と勝手に期待していました。だから相手の態度で気になることがあれば、直接伝えてしまっていた。

でも相手からしたら、「入職は早いけど、年下の経験の浅い小娘から生意気なことを言われた」くらいにしか映っていなかったと思います。

合わない相手とは、正論で動かそうとせず、静かに距離を置く。これに気づくのに、時間がかかりました。

私が救われた言葉/傷ついた言葉

もし、この記事をしんどい看護師さんを支える側の人(家族・パートナー・友人)が読んでくれているなら。私の経験から、お願いがあります。

救われた言葉

  • 「いつでもやめていいよ」(夫)
  • 「今いる場所、普通じゃないよ」(友人)
  • 「(人間関係が)苦手分野なのにすごいじゃん。数年前と比べると見違える成長」(夫)
  • 「辛かったら、まず帰ってきて」(母)

共通しているのは、「あなたを否定しない」「逃げていい場所がある」と伝えてくれる言葉でした。

傷ついた言葉(こう接してほしくないお願い)

逆に、こんな時に傷つきました。

心からしんどい時に、100%話を聞いてくれていないと感じた時。スマホをいじりながら、テレビを見ながら、上の空で「うんうん」と聞かれると、余計に孤独になります。

支える側の人へ・お願い

もし今、すぐにしっかり聞ける状況じゃなくても大丈夫です。

そんな時は、「いまは○○の理由で話を聞けないんだけど、△△ならしっかり聞けるよ」と伝えてあげてください。それだけで、しんどい側は気持ちを整理して待つことができます。

中途半端な傾聴より、「今は無理だけど、後でちゃんと聞く」という約束のほうが、ずっと支えになります。

今でも続けている、メンタルケアの習慣

あれから時間が経った今も、私が意識的に続けている習慣を3つ。

① 筋トレを「ゆるーく」続ける

気合を入れず、ゆるく続けています。理由は色々あります。

  • ホルモンの影響で前向きになれる
  • 体がかっこよくなると自信になる
  • 食べることが大好きでも、筋肉が多いと太りづらい
  • いざという時にひとふんばりできる体力・メンタルが付く

でも一番大きい理由は、マッスルメモリーの存在です。

一度つけた筋肉は、一度落ちてもまたつきやすい。だから少しサボって筋肉が落ちても、これまでの努力は一切無駄じゃないと思える。これが、地味だけど大きな心の支えなんです。

② 食べたいものを思い切り食べる

お寿司・お菓子・好きなもの。我慢しすぎず、定期的に「これ食べたい」を叶えてあげます。

③ 一人で考えこまない

頭の中で整理がつかないと感じたら、夫をはじめ誰かに聞いてもらう。「一人で考え続けない」を意識的にやっています。

環境が原因なら、転職や派遣も選択肢に

ここまで色々な回復法を書きましたが、正直なところ─

職場の根本的な問題(人間関係・業務量・夜勤の多さ)が変わらない限り、メンタルは回復しにくいことも事実です。

私自身、訪問看護からデイサービスに転職したことで、人生の主導権を取り戻しました。仕事に行くのが怖くなくなった日のことは、今でも覚えています。

でも、いきなり退職するのが怖いというのもよく分かります。私もそうでした。

そんな時に役立つ選択肢を2つ。

人間関係の内部情報まで分かるエージェントで、次の職場を探す

求人票には絶対書かれない「職場の雰囲気・人間関係・スタッフの定着率」を教えてくれるエージェントなら、同じ失敗を繰り返さずに済みます。

登録しても、すぐ転職する必要はありません。「他にも職場がある」と知るだけで気持ちが軽くなるのが、一番の効果です。

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派遣・単発で「一旦休む」という選択

常勤を辞める勇気がまだ出ない時は、派遣や単発で生活ペースを保ちながら、別の働き方を試す方法もあります。

一度立ち止まって、自分のペースを取り戻してから、次を考える。これも立派な選択です。

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一人で抱え込まないで・相談できる窓口

もし今、「もう限界かもしれない」と感じているなら、まずは下記の窓口に連絡してください。すべて無料・匿名・24時間対応もありです。

📞 無料で相談できる窓口
  • よりそいホットライン:0120-279-338(24時間・無料・匿名)
  • いのちの電話:0570-783-556(10時〜22時・無料・匿名)
  • 精神保健福祉センター:各都道府県に設置・無料相談
  • 看護職のメンタルヘルス相談窓口:日本看護協会が運営
  • 職場の産業医・保健師:勤務先の相談室

「電話するほどじゃないかも」と思っても大丈夫。第三者に話を聞いてもらうこと自体に、メンタル回復の効果があります。

まとめ|あなたが今ここにいる、それだけで偉い

最後に、当時の自分にかけてあげたい言葉を、今のあなたにも届けたいです。

今しんどいあなたへ

つらい経験は、何ひとつ無駄じゃない。

悩んで悩んで悩み抜いた経験は、いつかあなたが大切な誰かを支える時の、何よりの武器になる。理不尽も、辛い夜も、全部、未来のあなたが使える材料になる。

人間関係に自信がなくて、コミュ障で、相手の気持ちを想像するのが苦手で、上手い返答もできなかった私でも、今こうして6年目の看護師を続けられている。理不尽な出来事があっても、「これをどう流そう」と俯瞰して対応できるくらいには、強くなれました。

私にできたんだから、あなたにもできる。

なにかあったら、いつでもここに返ってきてほしい

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