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退職するとき、転職先を聞かれたらどう答えればいいの?
言わないといけないの?
結論から言います。転職先は言わなくて大丈夫です。法律上、転職先を伝える義務はありません。
私自身、2回の退職どちらも転職先は伝えていません。それでも問題なく辞められましたし、その後の生活も気持ちよくスタートできました。
この記事では、
を、私の実体験+根拠(法律の抜粋)で書きます。
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この記事を書いている人
訪問看護・特養を経て2度の転職経験
常勤からパートに転職し、給与は落ちましたが時給は上がり、今は自分に合う職場で楽しく働いています。
仕事や転職の悩み・失敗・解決方法を現場の経験をもとに本音でお届けします。
結論:転職先を伝える「法的義務」はありません
先ほどもお伝えした通り、退職時に転職先を職場に伝える法的義務はありません。「次はどこに行くの?」と聞かれても、答える必要はないんです。
「言ってもいい」「言わなくてもいい」どちらもあなたの自由です。
私が2回の退職で実際に使った答え方
私は2回の退職を経験しています。どちらも転職先を聞かれましたが、具体的な職場名は一度も言っていません。
1回目(訪問看護→特養):「似たようなところに務めます」
1回目の退職時は、「今と似たようなところに務めます」と答えました。
嘘ではなく、でも具体的な職場名は伏せられる答え方です。
2回目(特養→デイサービス):「決まってないです」
2回目はもっとシンプルに、「次のことはまだ決まっていません」と答えました。
実際に決まっていなかったので、ありのままを伝えました。
なぜ伝えなかったのか
1回目の転職。なぜ転職先が決まっていたのに、具体的な職場名を伏せたのか。理由はシンプルです。
自分のその後を、詮索され続けるのが嫌だったからです。
「あの人、今○○で働いてるらしいよ」「あそこの給料はどうなんだろう」
このように退職した後も、自分の生活を職場の人達に観察され続けるのは、想像以上にストレスだと思いました。
気持ちよく次のスタートを切るためにも、私は「言わない」を選びました。
しつこく聞かれた時、こう答えました
退職を切り出すと、予想通り何人ものスタッフから次々と理由を聞かれたました。
その時、私は毎回同じ答えを繰り返しました。「今と同じようなところに務めます」「まだ決まっていません」
ぶれずに同じ答えを返すと、それ以上深く聞いてくる人はいませんでした。
「言ってよかった」「言わなくてよかった」の判断基準
退職時に職場に何を伝えるか。私の経験から、言うか言わないかの判断基準を書きます。
言ってよかったこと:「引っ越し」など引き止めにくい理由
1つだけ、私が積極的に伝えてよかったと思うことがあります。それは「引っ越し」という退職理由です。
これは本当の理由でもありましたし、伝えたら退職手続きがトントン拍子で進みました。「物理的に通えなくなる」という理由は、引き止めようがないからです。
引き止めようのない理由(引っ越し・家族の介護・キャリアアップなど)は、伝えたほうが退職がスムーズに進む場合が多いです。
言わなくてよかったこと:「本音の不満」
逆に、言わなくて本当によかったと思うのが「本音の不満」です。
当時、私の職場には先輩がいました。私とトラブルがあって、私への不満を口にしながら辞めていった先輩です。
結果どうなったか。その先輩が辞めた後、他のスタッフから「残る人のことを考えずに…」と言われていました。最終的に「悪く言われる立場」になったのは、不満を口にした先輩のほうだったんです。
これを目の当たりにして思いました。
本音の不満は飲み込んで、前向きで次に進むための理由で辞めたほうがいい。
「不満を吐き出してスッキリしたい」気持ちは分かります。でも、辞めた後の自分のために、その気持ちは飲み込んだほうが賢明です。
退職時のトラブル(私の実体験)
「言わない」を選んでも、退職時にはトラブルがゼロになるわけではありません。私が経験した「トラブル」を伝えます。
① 引き止められる
これは2回とも経験しました。「もう少し考えてみない?」「もう少し退職時期を遅くしてほしい」など、あの手この手で引き止められるのは退職あるあるです。
② 有給は「自分から」確認しないと、消えていくかもしれない
これは知っておいてほしい現実です。
私の場合、有給の残日数は有給台帳にちゃんと書かれていたはずなのに、職場では認知されていませんでした。
もしくは、認知はしていたけれど、私が自分でつっこまなければ、何もなかったように消えていく有給だったのかもしれません。
「有給を消化する」という権利は、自分から動かないと使えない。これが退職時の有給のリアルです。
私が自分でつっこんで初めて「こんなに残ってたんだ…」と職場の対応が動きました。自分から動かなければ、フル消化はできなかったと思います。
有給は持っている人の権利です。残日数は自分で必ず確認して、どう使いたいかを自分で決めてください。
ちなみに私は有給フル消化して普段行けない旅行に行きました。
③ フル消化のコスト:引き継ぎ・残業・風当たり
ただし、フル消化にはコストもあります。
強制的にフル消化することはできても、スタッフの負担を考えると、円満退職しづらくなる場面もあります。私は「どこまで消化するか」を、施設の状況も見ながら判断しました。
権利としてしっかり主張するか、円満退職を優先するか。あなたの状況に合わせて自分で決めてください。
退職を伝えるタイミング(法律と現実の3層)
「いつまでに退職を伝えるべきか」は、3つのラインを知っておくと判断しやすいです。
どうしてものときは法律上「2週間前」で辞められます。これは労働者の正当な権利です。
ただし、円満退職を考えるなら就業規則に従って1〜3ヶ月前に伝えるのが無難です。看護師の場合、シフトや引き継ぎを考えると2〜3ヶ月前が現実的です。
円満退職のための5つのコツ
① まず直属の上司に伝える
退職の意思は必ず直属の上司に最初に伝えましょう。同僚や他の上司に先に話すと、トラブルの原因になります。
② 退職理由は「前向きで引き止めづらい」ものを
退職理由は、「引っ越し」「キャリアアップ」など、前向きで引き止めづらい理由が無難です。
退職希望時期も、簡潔かつ丁寧に伝えましょう。「○月末で退職したいと考えています」とはっきり日付を伝えると、職場側も準備しやすくなります。
③ 引き継ぎ・人員補充を考慮したタイミングで伝える
引き継ぎや人員補充をする余裕を、職場に与えるタイミングで伝えると、円満退職に近づきます。2〜3ヶ月前が一般的です。
④ 退職届はしっかり準備して提出する
退職届は、悪い印象がつかないように、しっかり準備して提出しましょう。
常識的な姿勢を示すことで、余計なトラブルが生まれません。
⑤ 引き止めには、毅然と対応する
引き止めに遭っても「もう決めたことです」と毅然と伝えることが大切です。
情に流されて退職を撤回すると、その後の関係がより難しくなるケースも多いです。一度決めたなら、貫いてください。
退職を言い出しにくい場合は、転職エージェントに相談
「辞めづらい」「引き止めが怖い」という方は、転職エージェントに相談してみてください。
退職交渉のアドバイスや、いつ・誰に・どう伝えるかを一緒に考えてくれます。「自分で言えるか不安」「引き止めが怖い」という相談にも、経験豊富な担当者が答えてくれます。
※どうしても自分で退職を切り出せない場合は、退職代行サービスという別の選択肢もあります(一般的に費用は2〜5万円程度)。ただし、これは転職エージェントとは別のサービスなので、自分で調べて利用する形になります。
退職の悩みも相談できる転職サービス2選
レバウェル看護|退職交渉のサポートも対応
年間4,000件以上の職場を訪問しているエージェントです。
退職交渉のサポートも行っており、「辞めづらい」「引き止められそう」という悩みも気軽に相談できます。
ナース専科|退職の悩みからキャリア相談まで
退職に関する具体的なアドバイスから、その後のキャリア相談まで対応してくれます。
「いつ・誰に・どう伝えるか」を一緒に考えてくれるので、はじめての退職でも安心です。
まとめ|「辞めた後の生活」を気持ちよくスタートできる選択を
最後に、転職先を聞かれて困っているあなたへ伝えたいことを書きます。
転職先は、言いたければ言ってもいいし、言いたくなければ言わなくても、どちらでもOKです。
「伝えなくてはいけない」という法律はありません。
もし「必要以上の詮索を避けたい」と思うなら、言わないという選択をしていいんです。
大事なのは 辞めた後に、その後の生活を気持ちよくスタートできる選択かどうか。
あなたの判断を、誰かに肯定してもらう必要はありません。あなた自身が「これで良かった」と思える答え方を選んでください。
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