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またヒヤリハットしちゃった…。フォローも少ないし、相談もしづらい。もう、辞めたいかも…
1度や2度のミスなら持ち直せることが多くても、ミスが続いたり、フォローが薄かったり、相談しづらい環境が重なると、さすがにしんどいですよね…。
そんなふうにヒヤリハットで悩んでいる看護師は、あなただけではありません。
そして、落ち込みから立ち直る方法も、ミスを防ぐ方法も、ちゃんとあります。
私自身、座薬(禁忌)・転倒・針刺し…何度も「辞めたい」と思いながら、看護師を続けてこられました。その経験から、正直にお伝えします。
この記事では、こんなことが分かります。
この記事を読み終えるころには、「どう立ち直るか」「今の職場を続けていいか」の判断材料が手に入ります。気になるところから読んでくださいね。
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この記事を書いている人
訪問看護・特養を経て2度の転職経験
常勤からパートに転職し、収入は下がりましたが、その分「時間」と「心のゆとり」を手に入れ、今は自分に合う職場で楽しく働いています。
仕事や転職の悩み・失敗・解決方法を現場の経験をもとに本音でお届けします。
私が経験した、忘れられないアクシデント(事故)3つ
アクシデント3つ
このあと私の体験談をお話ししますが、「まずは立ち直り方を知りたいんだよ〜」という方は、▶「ヒヤリハット・アクシデントから立ち直る方法」へ飛ぶ
① 座薬が禁忌の方に、座薬を使ってしまった
これに気づいた瞬間、全身の血の気が引きました。
幸い、その方には何も起きませんでした。本当に良かった。でも私の心は、ずっとざわついていました。
なにより「こんなミスもするんだ…」と周りからの目が怖かったです。
責任が重いので、周りの反応も厳しくなります(当たり前ですが)。薬の事故は、起こした直後だけでなく、その後の信頼関係にも長く響く可能性の高い事故です。
「仕事やめたい…!」(もしくは)「お願いします時間を戻してください…」と感じるような事故ではないでしょうか。
② 見守り不足・支え不足で、利用者さんが転倒
転倒・転落の事故は、現場とは切り離せないものです。事故の頻度としても高い部類に入るので、「あるあるだよね」と共感してくださる看護師さんも多いのではないでしょうか。
ひとまず、その場の怒涛の対応(バイタル・ボディチェック・検査等)を終えた後に待っているのは…そうです。家族への報告&謝罪と、報告書ですよね。
現場では転倒リスクのある方は多いです。しかし、常に完璧な見守りが難しいことも現実です。
(もう少しで平和に1日終われたのに…今、起こりますか…。しかも本人・家族がちょっとクレーム気質な方…)みたいなこと、ありませんか?私はあります。
その中で、家族報告&謝罪と報告書作成は、心が削られる作業です。私はとくに報告書の作成(気持ちが落ちている時に、自分のミスを文字にして整理する作業)が、心がさらに削られる作業でした。
③ 針刺し事故と、「正直、しんどい」と思った話
インスリンの針が前のまま残っていて、気づかず自分の指に刺してしまった日がありました。
針刺し事故に関わった方はご存知だと思いますが、針刺しでは、数ヶ月単位で何度も病院に通う必要があります。
私が通院した医療機関のマニュアルでは、1ヶ月後・3ヶ月後・6ヶ月後と、検査のための通院が必要でした。
感染症から自分を守るために必要な通院だと、頭では分かっています。でも、正直に思いました。「通院、大変すぎない…?」と。
不謹慎に聞こえるかもしれません。でも、ただでさえ仕事に疲れていた私にとって、休日が削られる感覚は「仕事…もう行きたくない…!」。その一心でした。
アクシデントの後、心はこう削られていく
ミスの「その後」
アクシデントの本当のしんどさは、ミスそのものより「その後」にあります。
ミスをして深く落ち込んでしまうのは、あなたが真剣に患者さんと向き合っている証拠です。決して、心が弱いからではありません。
近年は、ミスをした医療者の心のケアもとても大切だと言われています。どうか、一人で抱え込まないでくださいね。
① 報告書の作成が、精神的な負担になる
報告書は本来、再発防止のための大切な仕組みです。
とはいえ、落ち込んでいるときに自分のミスを文字にして整理する作業は、精神的な負担が大きいもの。提出が何度も続くと、つらく感じる方も少なくありません。
② ミスは、続けて起きやすいと言われる
一度ミスをすると、自信をなくして緊張し、普段ならできることまでぎこちなくなる。そんな悪循環に陥りやすいと言われます。
仕事全体への自信が揺らいで、「もう辞めたい」と感じやすくなる時期です。
③ つい「全部、自分の責任」と抱え込んでしまう
アクシデントの後は、どうしても視野が狭くなりがちです。
実際には、役所への報告や家族への説明など、チームで分担して対応していることも多いもの。それでも当事者になると、一人で抱え込んでしまいやすい。これも、事故の後に陥りやすい心理です。
④ そもそも、原因はあなただけとは限らない
もちろん、ミスをした自分に振り返るべき点があるのは、大前提です。
でも、時間がない・人手が足りない・責任が重すぎる。こうした自分の力だけでは解決できない要因が、集中力の低下を招いていることもあります。
本当は職場の“構造”の問題なのに、ミスをした個人が責任の一切を負うような雰囲気の職場は、正直しんどいもの。
「ヒヤリハット=個人の不注意」だけで終わらせる職場は、再発防止にもつながりません。
報告したときの反応で、職場の「差」が見える
受け取り方は正反対
アクシデントを報告したとき、受け取る相手の反応で、その職場の“温度”が見えてくると感じます。
① 責めるだけの反応は、立ち直りを遠ざける
同じ厳しさでも、「次にどうするか」へ思考が向く声かけなら、人は前を向けます。
でも、ただ責めるような・突き放すような反応をされると、自信も集中力も奪われて、その日一日がとてもつらくなります。私自身、そんな反応に「今日はもう帰りたい…」と感じた日がありました。
②「一緒に対策を考えてくれる人」に救われる
一方で、「次はどうすれば防げるか」を一緒に考えてくれる人もたくさんいます。
「あなただけのミスじゃない。仕組みの問題でもあるよ」と一緒に振り返ってくれる人がいると、立ち直る力が湧いてきます。厳しくても温かい。そんな存在は、本当に大きいです。
ヒヤリハット・アクシデントから立ち直る方法
立ち直れます
難しいことはありません。私が実際に立ち直れた、3つの小さな方法をお伝えします。
① 同じミスを防ぐ「仕組み」をつくる
気合や注意力だけに頼ると、人はまた同じミスをしがちです。だからこそ、「次は仕組みで防ぐ」と考えるのがコツ。
たとえば、チェックリストを1つ作る/指差し・声出し確認をルールにする/不安な工程はダブルチェックする。大げさなことでなくて大丈夫ですし、1人でつくりあげる必要もありません。チーム全体で考えれば大丈夫です。
小さな仕組みを1つ作るだけで、「また起きるかも」という不安が、ぐっと軽くなります。
② ミスをするのは、自分だけじゃない
少し落ち着くと、周りの失敗談も自然と耳に入ってきて、「あの人も同じように悩んでいたんだ」と気づく瞬間があります。
「みんな通る道なんだ」と知れば、「自分だけが特別ダメなわけじゃない」と肩の力が抜けます。真面目な解決策で申し訳ないですが、リアルな立ち直り方を伝えたかったので、紹介しました。
③ 考え込むより、まず体を動かす
うじうじ反省していても、なかなか前には進めません。そんなとき私は、トイレでこっそりスクワットをしていました。
めちゃくちゃストイックになれ、という話ではありません。「立ち直るために前向きに考えて、しかも“他の人は選ばないであろう辛い行動”まで実際にできた!」。そう思えること自体が、自信の回復につながるんです。
体を動かすと、不思議と「次はこうしよう」と冷静になれます。悩む時間より、体を動かす時間のほうが、気持ちの切り替えはずっと早いですよ。
ミスした分が、ストレスをためるどころか、メンタルにも身体にも好影響になる。こんなにぶっ飛んでいて、かつ効果のある方法もほかに無いと思い、紹介させていただきました。興味のある方は、一緒に筋トレしましょう…!🏋️
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まとめ|自信をなくしているのは、あなただけじゃない
ヒヤリハットやアクシデントは、本当に自信をなくします。周りの目が気になるし、仕事が嫌になる。私も心からそう思いますし、正直、もう二度と起こしたくありません。
でも、人間である以上、完璧ではいられません。だいたいみんな、ミスを経験しながら看護師を続けています。
自信をなくしているのは、あなただけじゃない。同じミスを繰り返さなければ、それで大丈夫です。
再発防止に周りが協力的なら、感謝して成長の糧に。もし過剰な指導や理不尽な扱いを感じたら、無理にそこで耐え続ける必要はありません。あなたの心と体を守ることを、何より優先してください。
気持ちを整理したくなったら、いつでもここで吐き出してくださいね。
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