
体調を崩して退職…。
面接で退職理由を正直に言ったら、不利になりますよね…?

結論、「事実→回復→再発防止」の順番で話せれば、体調不良の退職理由は不利になりにくいんです。
隠す必要も、全部話す必要もありません。
体調を崩しても職場復帰を果たした方の実例もあるので、実際に使える形でまとめました。
私自身、体調を崩して退職した経験があります。当時は夜眠れなくなり、理由もわからず涙が出ることもありました。
それでも、環境を変えてからは症状も落ち着き、いまは無理なく看護師を続けられています。その経験をもとに、面接で使える形でまとめました。
本題の前に、ためしに面接官になったつもりで、ふたつの答えを読み比べてみてください。
…どちらを採用したくなりましたか? Bに特別な話術はいりません。「事実→回復→再発防止」の順番があるだけ。この記事で、その型とそのまま使える文例を用意しています。
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この記事を書いている人
訪問看護・特養を経て2度の転職経験
常勤からパートに転職し、収入は下がりましたが、その分「時間」と「心のゆとり」を手に入れ、今は自分に合う職場で楽しく働いています。
仕事や転職の悩み・失敗・解決方法を現場の経験をもとに本音でお届けします。
正直な話:体調不良の退職理由は、不利になる?

※この記事では、身体の不調もメンタルの不調も含めて「体調不良」とまとめて呼びます。面接で使う言葉としても、「体調を崩し」は両方をカバーできる表現です。
結論、体調不良「だった」こと自体で落とされるわけではありません。
不利になるのは、「回復した」が伝わらないときです。
面接官の視点で考えてみましょう。採用側が心配しているのは、実はシンプル。
実際、私の身近にも、体調を崩して退職したあと、回復して職場復帰を果たした看護師さんがいます。体調不良からの再出発は、誰にでも起こり得ることで、特別なことではありません。
逆に、体調不良を隠して「家庭の事情で」などと偽るのはおすすめしません。
話のつじつまが合わなくなりやすく、入職後に分かったときに信頼を失います。
隠すのではなく、伝え方を整える。
つじつま合わせに神経を使い続けるより、ずっとラクで、面接官の心配にも正面から答えられる。
結果的に、これがいちばん効果的な方法です。
伝え方の型|「事実→回復→再発防止」の3点セット

体調不良の退職理由は、この順番で話すと前向きに伝わります。
「前職では夜勤の続く勤務で体調を崩し、退職いたしました(事実)。
退職後は治療と休養に専念し、現在は生活リズムも整い、体調は回復しています(回復)。
この経験から、次は夜勤のない環境で、長く安定して働きたいと考えています(再発防止)」
「前職では残業の続く働き方で体調を崩し、退職いたしました(事実)。
現在は数ヶ月間、体調を崩すことなく過ごせており、体力も戻っています(回復)。
今後は、無理のない勤務時間の職場で、腰を据えて長く貢献したいと考えています(再発防止)」
ポイント:
①事実は客観的に短く
②回復は「いま何ができているか」で具体的に
③再発防止は「次の職場選びの軸」として前向きに言い換える
ケース別の答え方

① すでに回復している場合
3点セットをそのまま使えばOK。回復の根拠を1つ添えると説得力が増します。
回復の根拠:そのまま使える文例をみる▼
🗣 退職理由の答え方(3点セット)
「前職では夜勤を含む不規則な勤務が続き、体調を崩して退職いたしました(事実)。
現在は◯ヶ月間体調を崩すことなく、生活リズムも整っています(回復)。
この経験から、次は規則的な勤務の職場で、長く働きたいと考えています(再発防止)」
🗣 (回復)を厚くする言い換え部品
「生活リズムが整い、家事や家族の予定も問題なくこなせています」
「体力を戻すために、ウォーキングを毎日続けています」
※文例はご自身の事実に合わせて調整してください(事実と違う内容は使わないでくださいね)。
② まだ通院中・服薬中の場合
業務に支障がない範囲なら、通院中でも採用されるケースはあります。事実と影響をセットで伝えるのが誠実です。
働き始めてよいかどうかは、必ず主治医と相談してから。焦って再発しては元も子もありません。
通院中の場合:そのまま使える文例をみる▼
🗣 退職理由の答え方(3点セット)
「前職では業務量の多い勤務が続き、体調を崩して退職いたしました(事実)。
現在は治療も落ち着き、月1回の通院のみで、日常生活や業務に支障はありません。主治医からも働きながらの通院で問題ないと言われています(回復)。
無理のない働き方で、長く安定して勤務したいと考えています(再発防止)」
🗣 シフトの心配に先回りする一言
「通院日は事前に分かりますので、シフトのご迷惑にならないよう調整いたします」
※通院頻度・主治医の見解は、必ずご自身の事実のとおりに伝えてください。
③ 理由がメンタル不調の場合
病名まで伝える義務は、基本的にありません。「体調を崩し」という表現で大丈夫です。
ただし、業務内容に直接かかわること(夜勤の可否など)を聞かれて偽るのはトラブルのもと。希望条件の形で伝えると、病名に触れずに実質を伝えられます。
病名に触れずに伝える場合:そのまま使える文例をみる▼
🗣 退職理由の答え方(病名に触れない3点セット)
「前職では業務量の多い働き方が続き、体調を崩して退職いたしました(事実)。
現在は体調も安定し、生活リズムも整っています(回復)。
長く安定して働くために、次は無理のない勤務環境を希望しています(再発防止)」
🗣 夜勤の可否を聞かれたら(希望条件の形で)
「体調を安定させて長く働きたいので、当面は夜勤のない働き方を希望しています」
※症状や経緯はひとりずつ違います。どこまで話すかは、主治医やご家族とも相談しながら決めてくださいね。
④ ブランクが長くなっている場合
ブランクは「何もしていなかった期間」ではなく「回復と準備の期間」として語れます。
ブランクを聞かれた場合:そのまま使える文例をみる▼
🗣 ブランクの答え方(3点セット)
「体調を崩して退職し、退職後は回復を最優先にしてきました(事実)。
現在は生活リズムも安定し、体調は整っています(回復)。
ブランクの分は基本から丁寧に確認しながら、次は無理のない環境で長く働きたいと考えています(再発防止)」
※復習や勉強をしていた場合は「看護技術の復習を続けてきました」など、事実の範囲で足すとより前向きに伝わります。
履歴書・志望動機の書き方は、ブランク専用の記事にまとめています。
⑤ 体調のほかにも「本当の理由」がある場合
引越し・家庭の事情・通勤距離など、体調以外にも事実の退職理由があるなら、無理に体調の話をする必要はありません。
退職理由は、本当のことの中から、伝えやすいものを選んでいいんです。
ケース⑤の場合:そのまま使える文例をみる▼
🗣 引越しが理由の場合
「家庭の事情で引越しをすることになり、通勤が難しくなったため退職いたしました。現在は生活も落ち着いており、次は腰を据えて長く働きたいと考えています」
🗣 家庭の事情の場合
「家庭の事情により、いったん退職いたしました。現在は状況も落ち着き、安定して働ける環境が整っています」
※事実であることが大前提です。もし体調のことを聞かれたら、偽る必要はなく「現在は問題ありません」と答えれば十分です。
私の体験談をみる▼
実は私自身が、このケース⑤でした。面接で、体調の話を自分から詳しくはしていません。
私の場合、「夫の転職に伴う引越し」という別の本当の理由があったからです。退職理由としてはそちらを伝えました。嘘ではなく、事実です。
一方で、体調不良が唯一の理由という方は、隠そうとするほど話のつじつまが合わなくなって苦しくなります。だからこそ、この記事の「事実→回復→再発防止」の3点セットで、前向きに伝えてほしいんです。
面接前にできる、3つの準備

面接対策の全体像(服装・定番質問・逆質問)は、面接専用の記事でどうぞ。
最大の再発防止は「体調を崩しにくい職場」を選ぶこと

伝え方の準備と同じくらい大事なのが、そもそも、また体調を崩す環境を選ばないことです。
求人票では、残業の実態・夜勤の回数・人間関係までは分かりません。
入職前に職場の内部情報を確認することが、あなたの体調を守るいちばん確実な方法です。
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選ぶ内容はあくまで参考情報なので、厳密に悩まなくて大丈夫(あとから担当者に伝え直せます)。
サクッと終わらせましょう。
実際の画面はこちら(横にスワイプすると全部の手順を見られます)
① 今の気持ちを選ぶ

② 資格を選ぶ

③ 希望時期を選ぶ

④ 希望の働き方を選ぶ

⑤ 勤務地(郵便番号)を入れる

⑥ 名前と生まれ年を入れる

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② 資格を選ぶ

③ 希望の働き方を選ぶ

④ 希望時期を選ぶ

⑤ お仕事の状況を選ぶ

⑥ 生まれ年を選ぶ

⑦ 希望の勤務地を選ぶ

⑧ 名前を入れる

⑨ 携帯番号を入れて完了!

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③ 希望の働き方を選ぶ

④ 希望時期を選ぶ

⑤ お仕事の状況を選ぶ

⑥ 郵便番号を入れる

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「日中は仕事のため電話に出られないことが多いです。お手数ですが、ご連絡はLINEまたはメールでいただけると助かります。」
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途中で「エージェントの利用」を選ぶ項目があります。ざっくり言うと👇
・利用する=担当者がついて、求人紹介や面接の調整をおまかせできる
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あとから変更できるので、迷ったら「利用する」でOK。
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① 「看護師/准看護師」にチェック

② 勤務形態・就業状況を選ぶ

③ 住所を入れる

④ 名前・生年月日を入れる

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マイペースに求人を見たい方に使いやすいですよ(気になる職場からスカウトが届くこともあります)。
よくある質問(FAQ)

Q. 病名を聞かれたら、答えないとダメ?
基本的に、病名まで答える義務はありません。「体調を崩しまして。現在は業務に支障ありません」で大丈夫です。
それでも重ねて聞かれたら、病名ではなく「症状」で答えるのがおすすめです。「勤務が続いて眠れなくなってしまい…いまは回復して、生活リズムも整っています」のように、具体的な症状をひとつだけ出すと、隠している印象になりません(※症状はご自身の事実に合わせて)。
業務に関わる範囲(夜勤の可否など)だけ正直に答えれば十分です。
なお、業務に関わる範囲の健康確認は、職場側として不自然なことではありません。ただ、必要以上に詮索してくる職場なら、それ自体が職場選びの判断材料になると私は思います。
※病歴は法律上「要配慮個人情報」とされ、本人の同意なく取得できない情報です。厚生労働省も、業務に直接関わらない既往歴の質問は就職差別につながるおそれがあるとしています(出典:個人情報保護法(e-Gov法令検索)・厚生労働省「公正な採用選考の基本」)。
Q. 「もう大丈夫ですか?」と聞かれたら?
「はい」だけで終わらせず、根拠を1つ添えてください。「はい。◯ヶ月体調を崩さず過ごせており、生活リズムも整っています」まで言えると、面接官の心配が消えます。
Q. 正直に話して落ちました。やっぱり隠すべき?
落ちた理由が体調の話とは限りません(倍率や相性のケースも多いです)。
それでも続けて落ちるなら、一度プロ(転職エージェント)に練習相手になってもらったり、面接同行をお願いするのがおすすめです。
エージェントが間に入ると、あらかじめ職場側に事情や希望が伝わった状態で面接に臨めますし、同行があれば本番でフォローも入ります。
万が一落ちても、フィードバックを聞いて次に活かせるのも、ひとりで応募するのとの大きな違いです。
Q. 体調を崩した職場に、在職中のまま転職活動してもいい?
もちろんOKです。ただし体調が最優先。活動がつらいときは、いったん退職して回復に専念することも立派な選択肢です。
まとめ|体調を崩した過去は、弱みじゃなく「軸」になる

体調を崩したとき、私も「このまま看護師を続けられるのかな」と不安になったことがあります。
でも、あの経験があったからこそ、「無理なく働ける職場を選ぶ」という自分の軸ができました。いまは、無理なく看護師を続けられています。
体調を崩した過去は、弱みではなく、次の職場を選ぶための大切な軸になります。
\ 何から始めればいいか迷ったら、まずはここから /
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訪問看護・特養を経て2度の転職経験
常勤からパートに転職し、収入は下がりましたが、その分「時間」と「心のゆとり」を手に入れ、今は自分に合う職場で楽しく働いています。
仕事や転職の悩み・失敗・解決方法を現場の経験をもとに本音でお届けします。













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